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Intel MacでWindowsを動かすソフト(Boot Camp)とその影響

今日、米国Apple Computer(Nasdaq: AAPL)が、Intel(Nasdaq: INTC)製CPUを搭載したMacintosh(以下Intel Mac)でMacOSXとWindowsのデュアルブートを可能にする"Boot Camp"というソフトウェアのパブリックベータ版を公開しました。この機能を簡単に説明すると、今まではMacOSXしかインストールすることができなかったIntel Macに、WindowsXPをインストールすることを可能にするソフトウェアです。

このソフトが公開されたことによって可能になったことは、


です。
注意すべき点としては、

などがあります。

この機能はMacOSXの次のバージョン(10.5: Leopard)の標準機能になる予定です。ちなみにLeopardの最初のプレビューは今年8月に行われるWorld Wide Developer Conferenceで行われるそうです。
この機能がアナウンスされた今日(Apr. 5th, 06)、Apple社の株価は約10パーセント(6.04USD+0.19USD afterhour)上昇しました。これはおそらく、この機能の実装によって多くの企業および個人がPC/AT互換機の代わりにIntel Macの導入を検討することを期待しての事だと思われます。現時点では正式リリースではありませんし、対応しているWindowsのバージョンもXP HomeとProfessional + SP2と限定的ですが、Leopardがリリースされた時点で対応するWindowsのバージョンが増えれば相当数の需要がでるものと思われます。Leopardの正式リリース時期はまだ未定ですが、おそらく2006年のクリスマスシーズン前までにはリリースされると思われるので、Appleの動向に今後も注目です。

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Posted by Pju on April 5, 2006 08:44 PM
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