テクな話題を説くと解く。そのココロは?
CD、DVD などの外部メディアや NFS などのネットワーク共有ディレクトリにアクセスするのに、いちいち mount, umount をやるのがだるくなったので、autofs を導入しました。
Gentoo Linux が動いてるワークステーションで、ローカルHDD、CD/DVD, Samba, NFS の /mnt 以下への自動マウント、アンマウントを autofs を使って設定する。
Gentoo なら、以下のコマンド一発でOK。簡単。他のディストロの方は適宜自分にあったやり方をどうぞ。
# emerge autofs
まずは /etc/autofs/auto.master を編集。
# この辺りぐだぐだ書いてあるのはとりあえず無視。 # デフォルトで書いてあるのも misc とか言ってキモチワルイので # コメントアウト。 /mnt /etc/autofs/auto.mnt --timeout 60 # この一行だけで十分。 # 60秒間アクセスがないと自動的にアンマウントされる。
次に、 /etc/autofs/auto.mnt を作成して、必要な情報を記入。
# 一行目: CD/DVD # 二行目: NFS マウント。server は IP なり Hostname に。 # 三行目: Windowsファイル共有。クライアントにSambaが必要。 # 四行目: Windows(Fat32)形式ローカルディスク。 # 五行目: フロッピーディスク。 # 六行目: Linux(ReiserFS)形式ローカルディスク。dvd -fstype=auto,ro :/dev/dvd
nfsdir -fstype=nfs,users,rw server:/home/shared
winfs -fstype=smbfs,username=yourID,password=yourPass,users,rw ://server/shareddir
win -fstype=vfat,users,rw :/dev/hda10
fd -fstype=auto,users :/dev/fd0
lin -fstype=reiserfs :/dev/hda6
まずはちゃんと動くかどうか試してみる。そしてその後、ブート時に自動起動するように設定する。
# /etc/init.d/autofs start
これでエラーが出ず、エントリに追加したマウントポイント(例えば /mnt/nfsdir とか)にアクセスしてみて、問題がなければ次のステップへ。ここで問題がでるようなら、もう一度 /etc/autofs/ 以下のファイルを確認。
ブート時に自動起動するようにする。これもGentooならコマンド一発。
# rc-update add autofs default
以上で設定完了。
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